2025年から大学入試で「情報」科目が出題されるようになる、というお話を以前紹介しました。
実際にどのくらいの大学が入試に出題しようとしているか、詳細が新聞社の取材でわかってきました。
今のところ全国で87の大学が共通テストか個別試験か、または両方で出題するとしています。
また、上記以外の大学に於いても、「出題について検討中」、「判断材料が不足しているので(出題について)わからない」と回答されています。
大学側でも、「具体的には未確定」とされている情報科目ですが学校・教員によっては、この科目を軽視している動きもあるそうです。その理由は、全国の学生が一律に受験を行うのに対し、各学校(高校)で「情報」科目を指導できる教員数が限られ、また教員の指導力に差があるといった現状にあります。
話は変わりますが、この教科の特徴は、これまでの教科と異なり学習内容が日々刷新されていくことです。
近年の各世代へのスマホの普及、そして進化。2020年から続くコロナ禍での学校授業での情報端末機器の一斉利用開始などを考えてみてください。
さらに5年後、今よりもっと状況が発展していく可能性が高いとは言えないでしょうか。
「情報」は、これまでの教科のように、目の前にあるものを機械的に暗記するような学習ではなく、
「情報リテラシー」を身に付けることを目的の一つとしています。
これからの高度な情報化社会において、環境に柔軟に対応できるためには、
「情報」の捉え方を知り、「情報」の扱いに慣れておくことが非常に重要となります。
情報という教科はその他の教科のように答えのある学習とは大きく異なります。
小さいうちは、ぜひ早い段階でプログラミング授業に慣れておくことをお勧めします。
■松永校の詳細はこちら
■体験レッスンのお申し込みはこちら