まずデータサイエンスとは、
「スマホ・タブレットなど情報通信機器の発展、
個々人への普及に伴って取得できるようになったビッグデータを分析し、
人間の思考や行動に結び付けて、マーケティングやサービスに生かしていくというもの」
と、滋賀大学の教授が定義しています。
世の中が変わっていくに従って、大学でそれを教える新しい研究・新しい学部ができてきています。
特にここ数年で成長著しいのが「データサイエンス学部」です。
アメリカでは年間5千人ほどの修士がうまれ社会で活躍しているそうです。
これまで日本は『ものづくりに強い』といわれてきました。
しかし、情報を発信しサービスを展開するというのは弱いと言われています。
これは日本の特色として、
『良いものを作れば売れるんだ』『職人は寡黙で広く喧伝するのははしたない』
というマインドがあるためという分析があります。
「知らないことは無いことと同じ」と言われますが、
実際にプレゼン能力の差で日本企業は海外の企業に負けていっています。
これを是正するためにデータを生かしたサービスを頑張っていこうということで、
大学でデータサイエンスを学べる環境が急速に広がっているのです。
データサイエンスの知識は文系・理系に関わらず必要なものです。
一般企業だけでなく自治体や国税局、税関などでもデータサイエンスが必要となっています。
文系の代表として「経済学部」がありますが、社会や企業の内情を数値化し分析するには数学の知識が必要です。
実際に経済学部の入試に数学を課している大学もあります。
データサイエンスも同様のであり、英語と同等のレベルで必要とされると言われています。
次回記事ではデータサイエンスの今後の展望についてお話します。
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