手を使って考える「ハンズ・オン教育」


ハンズオン(Hands-on)とは、

手を使って考える体験型学習を意味する今、最も注目される教育用語です。



① 結びつける

子共が持つ知識と新しい経験を結び付けることで、興味関心を高めます。


>②組み立てる

アイディアを考え、計画を立てる、知識の組み立て、そして、実際に表現する組み立て。

頭と手を使った2種類の組み立てをすることで、理論的思考が身に付きます。



③よく考える

どのような体験をしたか、どうやって作ったか。経験したことを振り返り、話して理解を深めます。さらによく考え、問題解決することで達成感や満足感を身に付けます。



④継続する

ここまでで得た満足感や達成感が「学びのサイクル」を継続させ、さらに難解な問題にも取り組む勇気や原動力になります。



単に知識を詰め込むだけでなく、子どもが実際に自分の手を使い試行錯誤を繰り返し、「ものを作る」ことによる『ハンズオン教育』は参考書も問題集もいりません。必要なのは手と道具と知恵。子どもたちのクリエイティブな発想を大切にします。



子どもたちが新しい知識を得ようとするとき、重要なのは最適な課題を与えてくれる環境です。そんな機会があれば前向きに、「探求しよう」、「理解しよう」、「学び続けよう」という気持ちになります。子どもたちはこのような状況でとても強い喜びを感じます。

簡単すぎる課題には退屈を感じてしまい、能力に見合わない大きな課題を与えてしまうと、取り掛かる前に諦めてしまう可能性があります。

子どもたちは最適な課題を与えられているとき、自ら考えることの楽しさを感じ、学ぼうという好奇心や探求心とともに驚くほどの集中力をみせてくれるでしょう。